賃貸用語の基礎知識(1)
よし、一人暮らしをしよう! 決意したら、すぐにでも部屋を探して、早速引越しをしたいもの。でもちょっと待って。特に一人暮らしが始めての人は、引越しの前に、「賃貸住宅で暮らす」というのがどういうことなのか勉強しておく必要があります。
ここでは特に、「敷金・礼金」などのお金、賃貸住宅関連の法律や、「原状回復」という、部屋をきれいにして返す方法について知っておきましょう。
賃貸住宅基本の基本用語
まずは、「最低限これだけは」という用語について知っておきましょう。
- 敷金
:借主の家賃滞納、建物の破損の場合などに使うために、前もって貸主が預かるお金のこと。一応、退去時に戻ってくることになっています。 - 礼金
:借主に払う、文字通り「お礼」のお金です。よって退去時にも帰ってきませんが、地方によってはこれが設定されていないこともあります。 - 原状回復
:元の部屋の状態に回復することですが、「設置したもの、取り付けたものを外して退去する」くらいの意味です。「新築だった部屋を新築同様にして返す」ほどまでは求められません。
次は、原状回復関連の基礎用語の説明です。